Yahoo!の子供向け検索サイト
「Yahoo!きっず」で最も検索されている人物は
ルイ・ブライユと言われていますね。
去年までの
「Yahoo!きっず検索」上で検索された
キーワードの有名人ランキングでは
ルイ・ブライユがなんと4年連続で
1位になっています。
実は小学校の国語の教科書に
調べ学習があってその中に
ルイ・ブライユが登場しているため
なんだそうです。
どうやら小学4年生で習う偉人みたい。
2018年にはなんと
TWICEやHIKAKINよりも
検索されるほどΣ(゚∀゚ノ)ノ
大人にはあまり
聞き慣れない人物と思いますが
学習した小学生は
よ~く知っているんですね!
わたしは先日、
テレビのクイズ番組で見かけて
ルイブライユの写真が
目を閉じていた様子だったので
点字を発明したのかなとは思ったんですが
詳しいことはよくわからずでした。。
そこで気になる
ルイブライユとはどんな人なのか、
その人生や写真などを
この機会に調べてまとめてみました。
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ルイブライユはどんな人!?【写真あり】人生や家族、盲学校などをまとめてみた
ルイ・ブライユは現在も使われている
目の不自由な人たちのための「点字」の
仕組みを考えた人です。
ルイ・ブライユはどんな人だったのか
その人生や家族、写真などを
調べてまとめてみました。
ルイ・ブライユ
名前が「ルイ」で苗字が「ブライユ」です。
ちなみに「ルイ」という名前は
フランスでは多い名前ですね。
歴史上人物では、
ルイ14世が有名ですし、
有名ブランドのルイ・ヴィトンも
創設者の名前が由来ですね。
ルイ・ブライユは
1809年1月4日生まれのフランス人です。
出身地はフランスのクープレ村。
当時の日本は江戸時代で
徳川第11代将軍・家斉(いえなり)のときです。
ルイ・ブライユは
馬具職人である父親シモンと
母親モニクの間に4人兄弟の末っ子として
誕生しました。
そして馬具屋を営む
父親のもとで暮らしていました。
3歳のときに
両親がいない仕事場で
兄弟たちと遊んでいたところ
誤ってするどい刃物で
目を突いてしまいます。
これが原因で
片目を失明してしまいます。
そして5歳のときには
感染症の病気によって両目とも
まったく見えなくなってしまいました。
目が見えなくなってしまった
ルイ・ブライユは1819年に
パリの盲学校に通います。
そこで当時使われていた
12個の点を使って表す点字に
はじめて出会います。
これが1821年のこと、
ルイ・ブライユが12歳のとき
と言われています。
これはいわば
「バルビエの暗号」と言われる
当時の軍隊が使っていたものです。
シャルル・バルビエという
フランス軍の軍人が
暗いところでも戦いの
命令を伝える方法として
考え出したものでした。
ルイ・ブライユは
この12個も点を使う方法は
難しいと思ったため、
「もっと簡単なものにして
目の不自由な人が読む
文字として使えないか」と考えました。
そして改良にチャレンジして
思いついたのが、
現在も使われていて
点字のベースになっている
6個の点を使って表す方法です。
ルイ・ブライユは
指先で読むのに丁度良いサイズで
6つの点を使ってアルファベットや句読点、
数字の記号などを表す新しい点字の
方法を考え出しました。
それは1825年のことで
この当時16歳くらいの少年でした。
現在、日本だけでなく
世界140カ国以上の国々で
使われている点字は
ルイ・ブライユが考えた
6点式がベースになっています。
(それぞれの国の言語に合わせて
改良されて使われています。)
わたしが幼稚園の頃に
遊んでいた公園に点字があって
当時はよくわからず見たり触っていた
記憶があります。
あの頃を思い返すと
1980年代にはもう結構
普及してたのかな
と思いますね。
ちなみに彼の
写真を探しましたが
上記のような肖像画や彫刻の写真しか
みつかりませんでした(苦笑)
その後、ルイ・ブライユは
盲学校を卒業してこの学校の先生になり、
点字を広めていく活動をしました。
1852年、肺結核が原因で43歳で亡くなるまで
目の不自由な人が文字を読めるように
活動を続けたと言われています。
そしてこちらが
ルイ・ブライユが通った
旧王立盲学校跡地。↓
外壁の上の方に
ステンレス製のルイ・ブライユのパネルが
掲げられているそうです。
後世に偉大な功績を残した
ルイブライユですが、
点字発祥の地は
現在は郵便局になっているそうですね。
以上、ルイブライユの
人生の歴史を振り返ってみました。
わたしは、
彼の人生を聞いたときに
自分の父親の話を
まず思い出しました。
父親は子供の頃、
それもまだ赤ん坊の頃に
親が目を離したときに
手を暖炉に突っ込んで
指をやけどしてしまったんです。
だから小指がうまく
動かせなかったりします。
それでも一応、日常生活や
仕事をこなしてきています。
状況や程度などは
ちがっていても
苦境になったときに
懸命に努力したり
工夫して乗り越えようとする姿は
素晴らしいものだと思います。
自分としても
ルイブライユほどではないですが
年々目の視力は落ちてきていると思うし
目が疲れることも多いなぁと感じます。
特に現代人はスマホやパソコン、
ゲームなどで何かと目を酷使することが
とても多いこともあって
海外の昔の歴史の話なんだけど
気分的には全然そんな感じではなくて
結構身近なお話のように聞こえました。
もし視力がなくなっても
まずは触る感覚や聞こえる音を
大切にして、それをより楽しみながら
生きていこう、生きなければと。。
そんなこと考えさせられる
エピソードでしたね。