ラグビーワールドカップ(W杯)
日本大会の21日、

 

ニュージーランドVS南アフリカの
試合前にニュージランド代表が
伝統の戦いの儀式「ハカ」を披露して
多くのファンにインパクトを与えていますね。

 

ハカはハカでも
通常の「カマテ」ではなく
今回は限られた試合でしか行わない
「カパオパンゴ」でした。

 

ハカ(ニュージランド)の画像写真

 

ところでハカは
日本語(カタカナ)で
何と言っているのか気になります。

 

ハカの歌詞とその意味を
調べてみました。

 

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ハカの日本語(カタカナ)歌詞と意味!何と言っているのか調べてみた

ラグビー・ニュージランド代表の
オールブラックスが国際試合前に舞う
民族舞踊が「ハカ」です。

 

ニュージランドの国民として
オールブラックスとしてハカを舞うことは
女王陛下から勲章をもらうことよりも
光栄なことと思われているようです。

 

それでは「ハカ」の
日本語(カタカナ)歌詞と意味を
調べてまとめてみました。

 

まずはハカの「カマテ」です。

 

 

リーダー:
Ho ri te!!!
ホ リ テ‼︎!
Ha ho ripe!!!
ハ ホ リペ‼︎!
Ka mau!!!!
カ マウ‼︎‼︎

チーム:
Hī!
ヒ!

リーダー:
Rin rin a pa quia awana ri pa kia ne oki!!
リン リン ア パ クイア アワナ リ キア ネオリ‼︎

チーム:
Akia ne oki!!
アキア ネ オキ‼︎

全員:
Ka mate! Ka mate! (私は死ぬ!私は死ぬ!)
カマテ!カマテ!
Ka ora! Ka ora! (私は生きる!私は生きる!)
カ オラ!カ オラ!
Ka mate! Ka mate! (私は死ぬ!私は死ぬ!)
カマテ!カマテ!
Ka ora! Ka ora! (私は生きる!私は生きる!)
カ オラ!カ オラ!
Tenei te tangata puhuruhuru(見よ、この勇気ある者を)
テネ テ タガタ プフルフル
Nana nei i te tiki mai, (この毛深い男が)
ナナ ネ イ ティキ マ
Whakawhiti te ra! (太陽を呼び輝かせる!)
ファカフィティ テ ラア
A upane! ka upane!(一歩上へ!さらに一歩上へ!)
ア ウパーネ!カ ウパーネ!
A upane, ka upane(そして一歩、さらに一歩上へ)
ア ウパネ カウパネ
Whiti te ra! (太陽は輝く!)
フィティ テ ラ!
Hī! (立ち上がれ!)
ヒ!

 

 

もともとニュージランドの先住民族
マオリ族の民族舞踊なのでマオリ語で
ちょっと言葉がつかみにくい
ところがありますね。

実際にパフォーマンスをするときは
一部端折ったり、完全に同じでは
ないこともあります。

 

調べてみたら
はじめの歌詞は結構
バラバラですね(苦笑)

 

でも意味や内容を調べてみると
「耳をすませ!」
「準備!整列!起立!」
「はい!」
「手でももを叩け!」
「力の限り地面を足で踏み鳴らせ!」
なとどいったリーダーの指示命令でした。

 

よって、はじめは厳密に言うと
歌詞ではなかったというオチ(笑)

 

リードが構成上、長く感じるし
あれもハカの一部と思うのですが
あくまでもリードなんですね~(苦笑)

 

「カマテ!カマテ!カオラ!カオラ!」
は最も有名な歌詞になるので覚えておくなら
このフレーズを押さえておくのを
オススメしときます!

 

生死の境で揺れ動く感情や
いま生きていることへの祝いなどが
表現されていると言われています。

 

個人的には最後の
「ファカフィティテラア
アウパネ、カウパネ、フィフィテラ!ヒ!」
が好きな歌詞ですね!

 

相手を威嚇していると思われがちですが
歌詞をみると自身を鼓舞する感じが
伝わるし、自分の気合が入りますよ♪

 

 

続いて「カパオパンゴ」です。

 

ハカの「カパオパンゴ」は
特別な試合で使われると言われています。

 

2005年にはじめて披露された
新しいハカです。

 

「カパオパンゴ」の意味は
「黒い服の戦士と銀の羊歯」。

 

黒い服の戦士とは
ラグビー・ニュージランド代表の
オールブラックスのこと。

 

銀の羊歯とは
シルバーファーンのことです。
シルバーファーンは
オールブラックスのマークとして
有名ですね。

 

オールブラックスのマーク(銀の羊歯)

 

このマークのことです。
ニュージランドの国章で
ニュージランドを象徴する
植物・シダのことです。

 

ゆえにこの「カパオパンゴ」は
オールブラックスのために作られた踊りです。

 

ちなみにわたしが小学生のころ
父親がニュージランドに
旅行に行ったときのお土産が
オールブラックスのスウェットでした(笑)

 

わたしはよくわからず着ていたんですが
オールブラックスのマークを見た
クラスメイトから
「これラグビーのやつだ!知ってる!」
と言われて有名なんだな~と
なんとなく理解した記憶があります(苦笑)

 

当時は日本で
オールブラックスは
そんなに有名じゃないと思っていたので
凄いですね(笑)

 

「カパオパンゴ」歌詞と
意味をまとめてみました。

 

 

 

リーダー:
Ho ri te!!!   (鋭く叫べ!!!)
Ha ho ripe!!!
Ka mau!!!!

チーム:
Hī!

リーダー:
Kapa O Pango kia whakawhenua au I ahau!
(オールブラックスよ、国をひとつにさせてくれ!)

チーム:
Hi aue ii!             

リーダー:
Ko Aotearoa e ngunguru nei!(鳴動する我らの国よ!)

チーム:
Au, au aue ha!(今こそ、我が奮起する時!)

リーダー:
Ko Kapa O Pango e ngunguru nei!(それが我らをオールブラックスたらしめる!)

チーム:
Au, au, aue ha! (今こそが その時だ!)

リーダー:
I ahaha! (輝く時!)

全員:
Ka tu te ihiihi  (我々が支配し)
Ka tu te wanawana (その優位は偉大なる勝利となり)
Ki runga ki te rangi e tu iho nei, tu iho nei ihi !(敬われ 高く掲げられる)

リーダー:
Ponga ra! (シルバーファーン!)

チーム:
Kapa O Pango, aue hi! (我々はオールブラックス!)

リーダー:
Ponga ra! (シルバーファーン!)

チーム:
Kapa o Pango, aue hi! (我々はオールブラックス!)

全員:
ha!

 

 

先日のラグビーワールドカップ2019、
南アフリカ戦でのハカ「カパオパンゴ」は
圧巻で何回も映像をみてしまいました(笑)

 

 

威圧感が凄いし
とにかく格好良い。

 

しかも日本で
ニュージランドの伝統的なものを
披露してくれている姿が
何かハッとさせてくれたね。

 

いまの日本って
ITやらAIとか
真新しいものが
話題になっているけど、

 

海外の伝統的なハカが
こうしてクローズアップされると
古き良き大切なものに
あらためて気付かせてくれたなぁ。。

 

ニュージランドとしては
初戦でしたが事実上の決勝戦とも言える
対戦だったために特別仕様のこのハカを
舞ったと思われます。

 

カパオパンゴとなれば
対戦相手はその実力を認められていて
かなり警戒されていると言えますね。
対戦相手は誇りに思っていいでしょう。

 

日本代表が相手だったら
おそらくやってないだろうなぁ。。。
日本もやってもらえるように
強くならないとですね。。

 

 

カパオパンゴは
オールブラックスのための踊りなので
日本人がハカをやってみる場合は
カマテが良いでしょうね!

 

カマテ!カマテ!
カオラ!カオラ!

 

あら不思議、
もう覚えてきちゃいました(笑)

 

個人的には南アフリカ戦の
「カパオパンゴ」がかなり格好いい
と思ったのでこっちを
やってみたいですけど

 

これはどう考えても
オールブラックスの選手しか
良さが出なそうです(苦笑)

 

 

それも歌詞がすべて
オールブラックスのための歌詞なので
オールブラックスでなければ
合いません/(^o^)\

 

そうなれば日本人は
日本オリジナルのハカを
やってみては・・・

 

と思いましたけど
やっぱりやらなくでいいですね(苦笑)

 

歴史と伝統ありきの
ハカだと思いました!