先日、東京ドームで行われた
プロ野球の巨人対広島戦で
広島の一岡投手が投げたボールが
代打・中島選手の左肩に直撃して
頭にも当たりました。
中島選手はマウンドに詰め寄って
一触即発の事態になりましたね。
この投球で一岡投手は
危険球退場の処分になったんですが、
わたし的には
中島選手はそんなに避けてないし
頭に直接当たったわけではないのに
危険球退場になるのって
ちょっと疑問が残るんですよね。。
そこでプロ野球において
危険球と判断される基準は何なのか
あらためてチェックしてみました。
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プロ野球の危険球の基準と危険球退場による出場停止処分の期間はいつまでかまとめてみた
先日の一岡投手の
危険球退場になった
投球の動画があったので
あらためて見てみました。
よく見るとやっぱり
直接頭に当たったわけでは
ないんですよね。
ネット上では
過去に広島のエルドレッドが受けた
死球と同じ感じだけど
あのときは危険球にはならなかった
という声がありました。
おそらくこのときのことですね↓
動画がありました。
球筋や当たりどころは
めっちゃ似てます。
どちらも肩に直撃したボールが
頭部に当たっています。
でも前者は危険球で
後者は危険球ではありませんでした。
人間が判定するものだから
危険球と判断するかどうかは
結局は審判のさじ加減になるじゃんか。。
そんなこと思っちゃいますわ。。
では、プロ野球において
危険球と判断される基準は何なのか
調べてみました。
日本野球機構では
アグリーメント39条に
危険球についての規定を置いています。
以下↓
「投手の投球が打者の顔面、
頭部、ヘルメット等に当たり、
審判員がその投球を危険と判断したとき
その投手は退場となる」
あー、では肩なら危険球ではないのかぁ
と思っちゃうところですが
そうではないみたい。
「ヘルメット”等”」と書かれているように
実際は頭に当たらなくても
審判の判断で危険球と見なされる
例はあるそうです。
頭部ではなくても
胸から上部の頭付近に当たった場合、
審判が危険と判断して
危険球になりえるんですね。
その有名なシーンがこちらです。↓
1998年4月10日の巨人対横浜戦で
佐々木主浩投手が投げたボールが
バッター石井浩郎の肩に当たり
審判は佐々木投手を危険球退場としています。
危険球は
「打者の選手生命に影響を与える
と審判員が判断したものをいう」
と定義されています。
ゆえに審判が危険球と判断したら
危険球というわけですね～。
微妙な判定は
審判次第なわけです。
そうなると
大魔神・佐々木投手の
速球が頭部付近に当たったのが
危険球と判断されるのは
妥当だなぁと思います！
だって大魔神のボールとか
怖いし危険なの当然やんｗｗｗ
エルドレッドのように
当たっても平然としていて
アピールがあって全然大丈夫となれば
危険球の判断は下されにくいでしょう。
そしてもし
頭部に当たったとしても
スローカーブのような
緩い変化球とかなら
危険球ではないと判断される
場合もあるということです。
アピールや選手の反応も
審判の判定に影響があるもんだなぁ
とあらためて思いますね！
危険球退場による
出場停止処分の期間は
いつまでなのかも
調べてみました。
危険球があった場合
その球を投げた投手は
退場処分になります。
危険球となれば
ピッチャーは交代になります。
そして、
出場停止処分の期間は
その試合のみになります。
基本的には
その後の罰則はありません。
だから次の日の試合に
出ることは一応可能になります。
ただし、危険球を巡って
乱闘したり審判に暴言を吐いたり
違反行為をして退場したなど
悪質と判断された場合は
罰金や出場停止数日間の処分が
下されることがあります。
危険球を投げたんだから
もっと厳しい処分にしたら良いのに
という意見があるようですが
一方で、
故意ではないことが
ほとんどなので
厳しい処分にするのは
やりすぎという声があるんですね。
個人的には
わざと当てたのでなければ
ピッチャーは帽子をとって
謝れば良いと思うんですよね！
そうなれば
厳しい処分にしたら良い
という声はもっと減っていくでしょう。
デットボールを与えてんのに
毎回謝らずにふてぶてしくしてる
ピッチャーが一番腹が立つので。。
先日の一岡投手は
ちゃんと謝ってたみたいだから
良い対応だなぁと思ったよ。
それでも当てられた中島が
そこまで怒るのは
なんでかよくわからんかったなぁ。。
心理戦も大事だと思って
こういうことしてんの？
あの危険球のあと
良い流れを呼び込んだのは
広島カープの方だったんですけどね♪
